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『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』

評価 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です

「ワーク」とは、この本の著者、バイロン・ケイティ氏が自らの体験を通じて編み出した、非常にシンプルな問題解決の手法です。

一連の手順に従い、4つの質問を自分自身に投げかけることで、苦しみやストレスを生み出す思考に気づき、理解を深め、それによって、怒りや恐れ、悲しみなどの苦痛から解放されるというのです。

質問はとてもシンプルで、

 ,修譴亘榲でしょうか?
◆,修旅佑┐本当であると、絶対言い切れますか?
 そう考えるとき、あなたはどのように反応しますか?
ぁ,修旅佑┐なければ、あなたはどうなりますか?

という4つだけです。また、ワークの進め方にも難しいところはなく、例えば、身近な人や世の中に対する怒りや不満などを、決められたやり方で書き込んだあと、4つの質問と、単純な語句の置き換えをしてみるだけです。

あまりにも簡単なので、人によっては、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。しかし、ケイティ氏によれば、この単純な問いかけの方法が、仕事や家族についての身近な悩みを解決するだけでなく、世界で起きているさまざまな問題がもたらす不安や、自分でも気がついていない無意識の思い込み(水面下のビリーフ)からくる心の痛み、さらには、依存症、死別の悲しみや死の恐怖といった、ひどい苦しみに対しても有効だというのです。

私自身は、まだ試しにやってみた程度なので、この手法がどれだけ効くのか、あまりはっきりしたことは言えないのですが、シンプルで覚えやすいところや、無料で公開されていること、いつでもどこでも、一人でも実践できること、また、特定の宗教とか世界観を押しつけない(むしろ逆に、そうしたものからより自由になれる)ところはとても気に入りました。

この本には、ワークの詳しい説明と多くの実例が収められているので、ひと通り読めば、ワークをどのように進めればいいのか、そのコツがつかめると思いますが、大まかな手順だけなら、以下のウェブサイトにも掲載されているので、まずはそちらを読んで、とりあえず試してみるのもいいかもしれません。
バイロン・ケイティ・ワーク 日本語ウェブサイト

ところで、このワークは、この世界の現実そのものがストレスの原因なのではなく、現実に対する私たちの考えや思い込みこそがストレスを生み出しているのだという、ケイティ氏自身の、シンプルで強力な気づきに基づいています。

現実にそぐわない考えに執着し、現実と闘い続けたとしても、私たちに勝ち目はなく、そのためにいつまでも苦しむことになるのですが、夢を見ている間はそれが夢だと気づかないように、自分がそうなっているとはなかなか気がつけないし、たとえ気がついても、思い込みを捨てるのは容易なことではありません。

ケイティ氏は、そうした思い込みを無理に手放す必要はなく、4つの質問と言葉の置き換えによって、そうした考えを一つひとつ「探求」し、思い込みがもたらしている結果を実感し、深く理解すれば、自分を苦しめている「ストーリー」から、自ずと解放されるのだと言います。

そして、そこには、適切な問いかけのプロセスを通して、私たちすべてが生まれながらにもっている深い知恵に到達できるという、人間の本性に対する信頼があります。

ただ、この手法の場合、誰もがすぐに劇的な効果を得られるというものではないようだし、コツをつかみ、ある程度習熟するまでには、それなりの忍耐が必要でしょう。

また、自分の意識的・無意識的な思考を「探求」するには、そうした思考に巻き込まれず、冷静に検討する力も必要になってくると思います。そのため、人によっては、ワークをする上で、誰かに協力してもらうことが必要かもしれません。

それにしても、現実と相反する「ストーリー」、つまりは妄想が苦しみの原因なのだとすれば、私のように妄想の多い人間こそ、まさにこうしたワークを身につけて、内面の掃除に専念する必要がありそうです……。

いま、心に苦しみを抱えている人だけでなく、ある程度余裕のある人でも、いざというときのために、また、よりシンプルに軽快に生きるために、あるいは、自らの内面をさらに「探求」していくための技術として、こうした手法を、ひと通り学んでおくのも悪くはないのではないかと思います。


本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします



JUGEMテーマ:読書

at 18:32, 浪人, 本の旅〜魂の旅

comments(0), trackbacks(0)

『分裂する未来 ― ダークサイドとの抗争』

評価 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください

この本は、ヘミシンクという音響技術を利用して変性意識状態に入り、「死後世界」を含めた意識のフロンティアを探索し続ける坂本政道氏の話題作、『死後体験』シリーズの続編です。

坂本氏は、2008年に出版社の企画で、アメリカ人のダリル・アンカ氏がチャネリングする「バシャール」という生命存在との「対談」を行ったのですが、それ以降、坂本氏はバシャールと直接コンシャス・チャネリングができるようになり、この宇宙の成り立ちや未来予測について、膨大な情報を受け取りつつあるようです。

今回も、『ラー文書』とか、「オリオン大戦」とか、耳慣れない用語がポンポン飛び出し、さらにオカルト度というか、「ぶっ飛び度」が増しているようですが、やはり注目すべきは、「2012年問題」をめぐっての、坂本氏の大幅な路線変更でしょう。

彼は前作の『2012年 目覚めよ地球人』で、2010年以降に隕石が落下する(かもしれない)という仰天の予言をしていたのですが、バシャールとの交信によって、それがネガティブな宇宙人からの影響だったらしいと考え直し、これまでの将来予測に大幅な修正を加えています。

今後、経済における激動はあるが、人間意識の変化という意味では、2012年にはゆっくりとした変化が待っている。2012年にすべてが変わるというのではない。数十年かけてポジティブな地球とネガティブな地球に分かれていく。あなたがどちらの地球を体験するかは、あなたの思考・感情・行動パターンによって決まる。

坂本氏が予言する今後の地球の詳しいシナリオについては、ネタバレにもなってしまうので、興味のある方は実際に読んでみてください。ただし、前作の隕石に比べればマイルドな内容になったとはいえ、やはり今後20〜30年の間に政治・経済・社会に激変が起こるという点で、やはり仰天の内容であることに変わりはないようです。

ところで、バシャールによれば、宇宙はパラレル・ワールドになっていて、そこには未来のあらゆるシナリオが並存しており、私たちがその中のどれを体験するかは、自分の波動(振動数)次第なのだそうです。

そして、私たちがポジティブな未来の方を体験したいのなら、恐れを基にしたネガティブな発想ではなく、喜びを基にしたポジティブな発想にしたがって、ワクワクすることをしながら生きるべきだというのです。

これは、シンプルでとても分かりやすい理屈ではあるし、その結論自体には私も共感を覚えるのですが、まあこれは、「自己啓発系」の本などを読めばどこにでも書いてあるような話だと言えなくもありません。

それに、この本の予言によれば、これから数十年かけて、地球はポジティブな人々とネガティブな人々がそれぞれ集まる別々の地球に分裂していくそうなのですが、そもそも、ポジティブとネガティブという言葉は相対的な概念、つまり、両方があって初めて意味をなすものであって、ポジティブな人間だけの世界とかネガティブな人だけの世界というものが果たして存在し得るのだろうかという気はするし、こうした世界観自体、キリスト教的な終末思想や、天国と地獄のイメージの焼き直しに過ぎないのではないかという気もします。

何か、こういう批判的なコメントをすることは、「ワクワク」からは大いに外れてしまいそうですが……。

ただ、この本に書かれた2009年の気候や株価など、バシャールから受け取ったという未来の情報については、現時点ですでに外れてしまっているものもあるので、私としては、ついついマユにツバをつけてしまうのです。

もっとも、彼らの理屈からすれば、これは私が、予言が当たらず、バシャールの言葉を信じられないネガティブなパラレルワールドに入ってしまっただけなのだと言われてしまいそうですが……。

というわけで、何だかんだとケチをつけてしまいましたが、正直に言えば、坂本氏がこうしてぶっ飛んだ作品を書き続けてくれることを、内心ではけっこう期待し、楽しんでいる私がいるのも確かです。

それに、坂本氏とバシャールの対話には、どこまで本気でどこからジョークなのかわからないような、なかなかとぼけた味わいも感じられます。

いつも書いていることながら、これをあまり深刻に受け止めず、一種のエンターテインメントとして受け止める余裕があれば、人類の壮大な宇宙的起源や、その驚きに満ちた未来を語る現代の神話として、ワクワクしながら楽しめるのではないでしょうか。

ただし、坂本氏はバシャールとのコンシャス・チャネリングによって、いつでもどこでも大量の情報を仕入れる能力を手にしています。今後、その情報が次々に出版されることになれば、本が多すぎて、私たちがついていけなくなる可能性はありますが……。

ちなみにバシャールは、坂本氏のハートを開き、ダークサイドの宇宙人から受けた影響を取り除くために、彼に「ダジャレのねたをどんどん送ることにした」そうで、坂本氏はそれ以来、おやじギャグ連発状態なのだそうです。

あなたの身の回りの人物が、急におやじギャグを連発し出したら、それは宇宙人の仕業かもしれません……。



坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験1』の紹介記事
坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験 4 - 2012人類大転換』の紹介記事
坂本政道著 『2012年 目覚めよ地球人 ― いよいよ始まった人類大転換の時』の紹介記事


本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします



JUGEMテーマ:読書 

at 19:11, 浪人, 本の旅〜魂の旅

comments(0), trackbacks(0)

『2012年 目覚めよ地球人 ― いよいよ始まった人類大転換の時』

評価 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?

この本は、アメリカで開発されたヘミシンクという音響技術を用いて変性意識状態に入り、「死後世界」も含めた意識のフロンティアを探索するという内容で話題となった、坂本政道氏の『死後体験』シリーズの続編です。

最近の作品の中で、坂本氏は、2012年に向けて非物質界の生命エネルギーが銀河系コアから地球生命系に大量に流れ込みつつあり、それは人が輪廻から解き放たれ、地球生命系から「卒業」するための絶好のチャンスなのだというメッセージを繰り返していますが、この本も、そのメッセージに沿った形で『死後体験』シリーズの内容をまとめ直した感じで、新しい情報はあまりありません。

ただ、坂本氏の今回の著作からは、妙な切迫感が感じられます。

坂本氏は、ヘミシンクを用いたセッションにおいて「銀河系全体を統括」するという高次元の知的存在に会ったことを明かし、今後の地球に起きる現象や彼自身の使命など、その存在から受け取った断片的なメッセージをそのまま公開しているのですが、そこでは、2010年以降、隕石落下などの天変地異が起こる(かもしれない)という話も飛び出すなど、内容が穏やかではありません。

まあ、天変地異の予言というテーマ自体は、いわゆるオカルトものの定番ではあるので、そういうジャンルの本に免疫のある人ならあまり驚きは感じないでしょう。

私が気になったのはむしろ、坂本氏がなぜそういうメッセージをそのまま受け入れ、著書で世の中に広く喧伝してしまうのかということです。

私の眼には、これまで坂本氏がヘミシンクという目新しい技術を武器に、広大な意識の世界を自由自在に航海し、また、実に興味深いコスモロジーも提示しているように見えていただけに、結局はそういう方向に行ってしまったのかと残念に思いました。

それにしても、高次元の知的存在を自称する「何か」からの情報を文字どおりに受け取るなら、人々を生きたまま地球生命系から「卒業」させるために、坂本氏がピラミッドから生命エネルギーを取り出して人類の意識レベルを高める方法を見出さないと、2010年から地球を大災害が襲う、つまり、坂本氏の働きに人類全体の運命が委ねられているということになります。

これではまるでハリウッド映画の展開です。坂本氏自身も本文中で「何かの映画みたい」と書いていますが……。

それに、時空すら超越した高次元の知的存在が多数関わっているはずなのに、2012年が目前に迫った今頃になって、なぜ急にこうバタバタとした、スピード・スリル・サスペンス的な展開になってしまうのかも疑問です。

とにかく読んでいると、もしかして彼は、日常のリアリティを超える体験を続けたことで精神的な危機に陥り、壮大な宇宙的メロドラマに巻き込まれてしまったのではないかと心配になってくるのです。

このあたりは、アマゾンのレビューでも厳しく指摘・批判されていることです。

たとえば「ジャスミン」さんは、これは「低級霊」にエゴをあやつられているのか、それとも著者の潜在意識のエゴの妄想なのかとコメントしているし、「ばるさみこ」さんも「肉体を持たない詐欺師」にだまされてはいないかと心配しています。

こうなってしまった一つの原因として、坂本氏が自らの変性意識状態での体験を、時間をおかずにそのままどんどん発表しているために、体験の質についてきちんと咀嚼・吟味することができていないということがあるのかもしれません。

もっとも、アマゾンのレビューで見た限りでは、このすぐ後に出版された『分裂する未来』で、坂本氏は、批判された点についてさっそく大幅な修正を加えているようです。ただ、彼がどのような軌道修正を行ったのか、マユにツバをつけつつも、新作の方を一応確認しておく必要はありそうです。

というわけで、トンデモ本と知りつつやっぱり続きを読んでしまうのは、結局のところ、私も「坂本ワールド」にすっかりハマってしまったということでしょうか……。


坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験1』の紹介記事
坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験 4 - 2012人類大転換』の紹介記事
坂本政道著 『分裂する未来 ― ダークサイドとの抗争』の紹介記事


本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします



JUGEMテーマ:読書

at 19:08, 浪人, 本の旅〜魂の旅

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