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旅の名言 「僕は変な病気を……」

日本に帰り着いて、困ったことが起きてしまった。僕は変な病気を日本に持ち帰ってしまったようなのだ。といってもコレラとかペストとかいうような体の病気ではなく、それは心の病気である。誰かが「そりゃインド病だよ」と言ってくれた。
 何もかもが、何か変なのである。何がどう変なのか、自分でもうまく説明できない。とにかく何もかもが何か変なのである。
 例えば、なんで東京ってのはこんなに豊かなんだろう、何か変だなとか、なんで日本ってこんなに物価が高いんだろう、何か変だなとか、ありとあらゆるものが何か変だなになってしまい、せっかく逃げ帰った日本なのに違和感と居心地の悪さでつらくて仕方ない。
「そりゃ、インドへ行くしか治療法はねえな」
 と友人の冷酷な答えが聞こえてくる。

『新ゴーゴー・インド』 蔵前 仁一 旅行人 より

本の紹介記事

バックパッカーの間では有名な病気、「インド病」に関しては、以前にこのブログでも触れました。

「インド病」は、ある意味では大変恐ろしい病気ですが、かかった人の受け止め方や対応の仕方によっては、むしろ人生の自由度を高めるきっかけになったりもするようです。

今やバックパッカーの大先輩として「旅行人」を主宰されている蔵前氏も、このやっかいな病気をきっかけにインドへの長い旅に出発し、帰国後に書き上げた『ゴーゴー・インド』が多くの人に受け入れられたことで、バックパッカーの旅行スタイルと彼らの心情の代弁者となったのでした。

「インド病」をユーモラスに解説する蔵前氏には、心の余裕とやさしさが感じられます。自らがそれを抱え込み、何とか乗り越えてきたことで、やがて同じような経験をするであろう「後輩」パッカー達に、「とんでもない思いもするかもしれないけど、それなりに何とかなるものだよ」という応援メッセージを伝えているように思います。

ただし、「インド病」の症状が重すぎてショック状態になってしまう人もいるので、むやみやたらとインド行きを勧めるわけにはいきません。また、インド以外の国を旅して「発症」するケースもあります。

旅は楽しいものですが、一方で人生を賭けるような一面もあります。旅に出る前によくよく考えて、悔いのないようにしてください……。

at 19:41, 浪人, 旅の名言〜旅の終わり・帰還

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