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『シンクロニシティ―「奇跡の偶然」による気づきと自己発見への旅』

シンクロニシティ―「奇跡の偶然」による気づきと自己発見への旅
シンクロニシティ―「奇跡の偶然」による気づきと自己発見への旅
フランク ジョセフ, Frank Joseph, 宇佐 和通

評価 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります

シンクロニシティは、「虫の知らせ」とか「信じられないような偶然」という言葉で古くから知られているもので、一般的には「意味のある偶然の一致」と定義されることが多いのですが、従来の科学の範疇では説明の困難な、不思議な現象です。

科学的な説明が難しいだけでなく、仮に身近に起こったとしてもその意味を測りかねるケースが多く、たいていの場合は、ちょっと不思議な面白い体験で終わってしまうのではないでしょうか。

ジョセフ氏のこの本は、氏が個人的に収集したシンクロニシティの事例をカテゴリー別に紹介し、後半ではシンクロニシティについて簡単な考察を加えると共に、読者が各自で探求を進めることができるよう、「シンクロニシティ日記」をつけることを勧め、そのポイントも解説しています。

この本は、シンクロニシティに今まであまり興味をもったことのないごく普通の人に向けて書かれており、理論的に考察するというよりは、まずは豊富な事例を通じてその現象の広がりと奥深さを明らかにしています。

その上でシンクロニシティを、神や自然が人間の無意識を通じてメッセージを伝えてくるものととらえ、それを各自の人生に生かす実践的な方法を解説しています。

ジョセフ氏が強調するように、シンクロニシティの意味を読み取るのは体験する本人であり、それを無視するか、意味のあるメッセージとして受けとるかは体験者次第です。また、体験者の感受性が低ければ、シンクロニシティが起こっているのに気がつかない場合もあるでしょう。

そういう意味で、「シンクロニシティ日記」をつけるというのはとてもいいアイデアだと思います。また、「夢日記」を平行してつけることで効果が増すというのもうなずけるところです。

両方を活用することによってシンクロニシティをより多くキャッチできるようになるし、一つ一つの体験を個別に解釈するより、いくつかのシンクロニシティが作り出す意味の関連性や流れのようなものをつかむことで、メッセージをはっきりと受け取ることができるようになるかもしれません。

一方で、ジョセフ氏はこんなことも述べています。

シンクロニシティによって示されたメッセージを逐一理解するというのは、それほど重要ではない。一つひとつの現象を完全に解明するよりも、シンクロニシティを通じてメッセージが示されたという事実を体感するほうがはるかに大切なのだ。頭脳を通じて理解するよりも、深層心理に響いたメッセージを心に留めておくほうが有意義だといえる。


解釈や理論よりも、シンクロニシティの当事者が感じる、何とも言葉で言い表わしようのない不思議な感動を心に留め、味わうことの方が重要だ、というのは鋭い指摘だと思います。

シンクロニシティの本質は、理屈や常識にとらわれがちな表層の意識を超えたものであり、そうだとすれば、シンクロニシティの原因や仕組みについて意識のレベルだけであれこれと詮索したりすることは、ことの本質からずれていくことなのかもしれません。

私も日記をつけることを通じて、どんなメッセージが浮かび上がってくるのか、是非試してみたくなりました。



本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします

at 20:31, 浪人, 本の旅〜共時性

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