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緊迫するネパール

新聞等の報道によれば、ネパールでは、国王と反国王派の対立がさらに激化し、事態は緊迫しているようです。

ギャネンドラ国王の直接統治に反対する抗議行動が続くネパールのカトマンズで20日、早期民主化を求める主要7政党の支持者ら10万人以上が外出禁止令を無視し、王宮を目指して抗議デモを強行した。

治安部隊の厳重警戒に対し、デモ隊は首都の少なくとも3か所で突入を図った。これに治安部隊が発砲し3人が死亡、200人以上が負傷した模様だ。首都で死者が出たのは今回が初めて。政府は外出禁止令を21日未明まで延長した。事態は緊迫の度合いを増してきた。

2006年4月21日 読売新聞


インターネットでざっと調べた限りでも、ここ数年の政治的混乱の背景として、ネパールが中国とインドという2つの大国の勢力圏のはざまに位置することからくる、長年にわたる複雑な事情が垣間見えます。

今後、事態がどのように推移するのかはわかりませんが、国内の各勢力の話し合いだけで問題が根本的に解決されるとも思われず、さらに事態が複雑、深刻になるのではと考えてしまいます。

2001年の王族殺害事件以来、政治の混乱と治安の悪化によって、ネパールでは観光客が激減しました。

事件の前、ネパールを旅しているとき、さまざまな人達と知り合いになったり、友達になったりしましたが、宿や食堂の主人、観光ガイドやトレッキングガイド、チベット難民キャンプでおみやげを売っているおばさん達など、みな観光関連の商売で生計を立てていました。

今、彼らはどうしているのだろうと思います。もちろん、ネパールに住むすべての人達が、この政治的混乱の犠牲者なのですが、ここ数年、観光業では生活が成り立たなくなった人も大勢いるのではないかと思います。

単純に和解と平和を訴えても、複雑な事情からそれが難しいことは承知していますが、政治的主張や理想を掲げて争い、傷ついていく多くの人がいる一方で、争いの中で身をひそめるように暮らし、日々の生計を心配し、秩序の安定を待ち望んでいるであろう圧倒的多数の人々もいることを思うと、何ともいえない気持ちになります。

at 19:23, 浪人, ニュースの旅

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