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『ことばへの旅』

ことばへの旅〈上〉
ことばへの旅〈上〉
森本 哲郎

 

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評価 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です

この本に出会ったのは高校生の頃です。当時本の世界に惹かれて、やたらに本を読んではいましたが、いわゆる読書家のカンのようなものがまだ身についていなかったので、無駄な回り道が多く、一体自分はどんな知識を求めているのか、そのためにどんな本を読んだらいいのか、自分でもよくわかっていませんでした。

いわば、旅に出てはみたものの、適切なガイドブックもない状態でウロウロしているような感じだったのです。

そんな中、当時角川文庫で出ていたこの本を読んですぐに気に入り、全巻読んでも飽き足らず、森本氏の文庫本は全部揃え、単行本は図書館で借りて読みました。

この本は一見、教科書的な名言集に見えますが、実際に読んでみると、古典の名句を入り口にして、その言葉が生まれた背景や状況、その言葉が指し示そうとしている本質(イデア)へと、著者が深く迫っていく探索の旅に同行しているような感じがします。

そこにあるのは、他人の言葉のコピーではなく、著者が思索という「ことばへの旅」を通して自ら体験してきたものの記録であり、膨大なことばと格闘してきた旅の先達として後輩に示す旅のガイドでもありました。

著者は世界各地を実際に旅していて、他の本では美しい旅の写真も見ることができるのですが、今思えば、森本氏のたくさんの本を読むことを通じて、自分は何を知りたいのか、そのためにどうすればいいのか、その方向が少しずつ固まっていったのではないかと思います。

文章は平易ですが、非常に奥の深い本です。


本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします

at 20:25, 浪人, 本の旅〜ことばの世界

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