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『「臨死体験」を超える死後体験 4 - 2012人類大転換』

評価 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください

 本書は、ケンタウルス座アルファやシリウス、アークチュルス、プレアデス星団、オリオン座三ツ星など、さまざまな星系にいる生命存在たちとの交信によって得られた情報をそのままの形で明らかにしたものである。


この本の冒頭は、いきなりこんな書き出しで始まります。

いわゆる「精神世界系」の本に免疫のない人にとっては、これはあまりにも荒唐無稽で、とても手に取って読む気にはならないかもしれません。

しかし、坂本氏の『死後体験』シリーズを最初から読んできた人にとっては、ロバート・モンロー氏が開発したヘミシンクという音響技術によって、坂本氏が日常的な意識とは異なるさまざまなレベルの変性意識状態を体験し、そうした意識状態を通じて「死後の世界」を探索したり、人類とは異なる宇宙のさまざまな生命存在たちとの交信さえ行っているというのは、すでにおなじみの話でしょう。

こうした「あちらの世界」というものが果たして実在するのか、仮に実在するとして、それは生きている人間が探索したりできるものなのかという問題は、そもそも近代科学の枠組みの外にあり、自然科学的な方法では検証できません。坂本氏が創作ではなく事実を述べているかどうかを確かめるには、実際に各自が同じ意識状態を体験してみるほかはないのです。

私自身はヘミシンクを体験したことがないので、坂本氏が書いている内容についてその真偽をコメントできる立場にはないのですが、とりあえず事実性の問題を棚上げにするなら、これは意識のフロンティアという広大な海を探索した航海記として、かなり楽しめる内容になっていると思います。

何よりも、「死後の世界」という別世界をかいま見ているというのに、そこにためらいや恐れのようなものがほとんど感じられず、むしろさらなる未知の世界へ向かってどんどん突き進んでいく坂本氏の姿勢がスゴイし、また、異世界の描写におどろおどろしさのようなものがなく、旅行先の風景でもスケッチするように、淡々と、時にはユーモラスに描いているところも新鮮です。

ある意味では、変性意識状態というものをこれだけ当たり前のように、カジュアルに表現できるほど、「時代は変わった」のだと強く感じさせられます。

意識をめぐる冒険としては、ひと昔前に一世を風靡したカルロス・カスタネダ氏の「ドン・ファン」シリーズなどがありますが、坂本氏の『死後体験』シリーズも、カスタネダ氏の著作と同様、巻を追うごとに「ぶっ飛び度」が増していくようです。

今回も、坂本氏を導く「ガイド」やさまざまな生命存在との交信によって、驚くべき情報がもたらされています。

それによると、現在、銀河系の中心核から地球生命系へ向けて非物質の生命エネルギー(無条件の愛、スーパーラブ)が流入しつつあり、それが2012年にピークを迎えるというのです。そして、そのエネルギーをうまく活用すれば、人類は人間を「卒業」し、新たなステージへと移行することが可能だといいます。そして坂本氏は、「死後の世界」では実際に大きな変化が生じつつあると報告しています。

もちろん、先ほどの事実性の問題を含め、こうした話をどう受け止めるかは読者次第です。私自身も、さすがにここまでくると、いろいろと引っかかるものを感じます。

2012年をピークとする「人類大転換」と言われても、それが具体的に地球上でどういう現れ方をするのか、この本にはあまりにも情報が少なく、断片的すぎるし、なぜこうした情報が今頃になって急に切迫感をもって出てきたのか、唐突な印象も受けます。

逆に、もしも2012年前後に目立ったことが何も起こらなければ、いわゆる「大予言」の類いと同じで、こうした本の事実性に関して大いに疑問視されることにもなりかねません。

ちなみに、『死後体験』シリーズの坂本氏の体験を読んで推測する限りでは、ヘミシンクによって「死後の世界」や「異星人」とのコンタクトが可能になるといっても、それによって体験者が人間的に一挙に成長するとか、生きていくうえでの問題が一気に解決するというものではないようです。

つまり、「死後の世界」を含めた全く新しい世界観、コスモロジーに対して目が開かれ、自らの生を新しい観点から見直すという意味では、その効果は大いにあるようですが、その新たな展望の下でも、人間としての成長に関しては、やはり自ら学び、試行錯誤しながら一歩一歩進んでいくという点ではあまり変わらないようです。

もっとも、坂本氏が本書で伝えている情報が本当だとするなら、これから数年間は大量の「無条件の愛」が地球に降りそそぐことになります。これはヘミシンクを知る知らないに関わらず、すべての人に影響するはずなので、人類全体がそのおかげで劇的な精神的成長を遂げ、争いの虚しさに気づき、もっと賢く慈悲深い人ばかりになるなんてこともあり得るのかもしれません……。


坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験1』の紹介記事
坂本政道著 『人は、はるか銀河を越えて』の紹介記事
坂本政道著 『2012年 目覚めよ地球人 ― いよいよ始まった人類大転換の時』の紹介記事
坂本政道著 『分裂する未来 ― ダークサイドとの抗争』の紹介記事


本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします



JUGEMテーマ:読書

at 18:52, 浪人, 本の旅〜魂の旅

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