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『人は、はるか銀河を越えて』

人は、はるか銀河を越えて
人は、はるか銀河を越えて
坂本 政道

評価 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください

この本は、現在モンロー研究所のスポークスマンとして、ヘミ・シンク技術の普及活動を精力的に行なっている坂本氏が、『死後体験』シリーズなど、いままでに出版された何冊かの本の内容を要約したものです。

ヘミ・シンクとは、脳の両半球の働きを同調させる音響技術で、これにより、いわゆる「変性意識状態」をもたらし、深いリラクゼーションや意識の拡大した状態などが可能になります。

坂本氏はモンロー研究所のプログラムに参加し、変性意識状態を通して「死後世界」を探求しましたが、その報告として『死後体験』シリーズを発表し、大きな反響を呼びました。『死後体験』シリーズは探索中に書かれたフィールドノートともいうべきものであり、プログラムでの体験が時系列に沿って生々しく描かれていますが、本書はその要点部分を取り出して、読みやすく整理したものです。ただ、この本だけを読んだ方は、結論だけの論文のような、やや説得力に欠けるような印象を受けるかもしれないと感じました。

いわゆるスピリチュアル系の本は、私たちの日常とは別の、なじみのない世界やものの考え方を紹介しています。たいていの場合、紙面の制約からか、著者の人生におけるスピリチュアルな体験の時系列的なプロセスがほとんど省かれていて、長い間の体験や試行錯誤から徐々に導かれた結果としての「驚異的な結論」が、前置きなしにいきなり出てくるような印象を受けることがあります。

本書でも、坂本氏がヘミ・シンクに出会ったきっかけや、プログラムでの体験など、重要な出来事は簡潔に記されているものの、話はどんどん先に進んでいってしまうので、体外離脱や臨死体験、変性意識などスピリチュアル系の話題に慣れ親しんだ人でないと、ちょっとついていけない感じがするかもしれません。

私は、『死後体験』シリーズの紹介でも書いたように、ヘミ・シンクを試したことがないので、坂本氏の報告する内容を検証できる立場にはないのですが、その事実性という問題をカッコに入れて、仮に一種のファンタジー作品のように読んだとしても、非常に面白く、描かれた世界は一貫して筋が通っていると感じました。また、死後世界の存在を前提とすることで、私たちの人生を見る視野が広がります。今現在のこまごまとした問題から一度離れて、そうした広い視野に立つことは、私たちの生き方を冷静に見直すきっかけになるかもしれません。

死後の世界の存在証明はできませんが、坂本氏らが提示している世界観を参考に、自らの生き方を築いていくことはできます。死んだら全て終わりと割り切って、今生における自分の利益だけを最優先に生きるよりも、その方がずっと質の高い幸せな人生につながると思います。

モンロー氏はヘミ・シンクという驚くべき技術によって、物質的な世界を超えた「向こうの」世界の探訪を可能にしましたが、本書で指摘されているように、その探訪の成果を、私たちが今生を生きる上での具体的な指針や方法論に結びつけるところまでには至っていません。坂本氏はそのあたりをさらに探求されるとのことなので、今後の活躍に期待したいと思います。


坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験』の紹介記事
坂本政道著 『「臨死体験」を超える死後体験 4 - 2012人類大転換』の紹介記事


本の評価基準

 以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。

 ★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
 ★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
 ★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
 ★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
 ☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします

at 21:30, 浪人, 本の旅〜魂の旅

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