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2012.04.29 Sunday
『ザ・ワーク 人生を変える4つの質問』
評価 ★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
「ワーク」とは、この本の著者、バイロン・ケイティ氏が自らの体験を通じて編み出した、非常にシンプルな問題解決の手法です。
一連の手順に従い、4つの質問を自分自身に投げかけることで、苦しみやストレスを生み出す思考に気づき、理解を深め、それによって、怒りや恐れ、悲しみなどの苦痛から解放されるというのです。
質問はとてもシンプルで、
1.それは本当でしょうか?
2.その考えが本当であると、絶対言い切れますか?
3.そう考えるとき、あなたはどのように反応しますか?
4.その考えがなければ、あなたはどうなりますか?
という4つだけです。また、ワークの進め方にも難しいところはなく、例えば、身近な人や世の中に対する怒りや不満などを、決められたやり方で書き込んだあと、4つの質問と、単純な語句の置き換えをしてみるだけです。
あまりにも簡単なので、人によっては、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。しかし、ケイティ氏によれば、この単純な問いかけの方法が、仕事や家族についての身近な悩みを解決するだけでなく、世界で起きているさまざまな問題がもたらす不安や、自分でも気がついていない無意識の思い込み(水面下のビリーフ)からくる心の痛み、さらには、依存症、死別の悲しみや死の恐怖といった、ひどい苦しみに対しても有効だというのです。
私自身は、まだ試しにやってみた程度なので、この手法がどれだけ効くのか、あまりはっきりしたことは言えないのですが、シンプルで覚えやすいところや、無料で公開されていること、いつでもどこでも、一人でも実践できること、また、特定の宗教とか世界観を押しつけない(むしろ逆に、そうしたものからより自由になれる)ところはとても気に入りました。
この本には、ワークの詳しい説明と多くの実例が収められているので、ひと通り読めば、ワークをどのように進めればいいのか、そのコツがつかめると思いますが、大まかな手順だけなら、以下のウェブサイトにも掲載されているので、まずはそちらを読んで、とりあえず試してみるのもいいかもしれません。
バイロン・ケイティ・ワーク 日本語ウェブサイト
ところで、このワークは、この世界の現実そのものがストレスの原因なのではなく、現実に対する私たちの考えや思い込みこそがストレスを生み出しているのだという、ケイティ氏自身の、シンプルで強力な気づきに基づいています。
現実にそぐわない考えに執着し、現実と闘い続けたとしても、私たちに勝ち目はなく、そのためにいつまでも苦しむことになるのですが、夢を見ている間はそれが夢だと気づかないように、自分がそうなっているとはなかなか気がつけないし、たとえ気がついても、思い込みを捨てるのは容易なことではありません。
ケイティ氏は、そうした思い込みを無理に手放す必要はなく、4つの質問と言葉の置き換えによって、そうした考えを一つひとつ「探求」し、思い込みがもたらしている結果を実感し、深く理解すれば、自分を苦しめている「ストーリー」から、自ずと解放されるのだと言います。
そして、そこには、適切な問いかけのプロセスを通して、私たちすべてが生まれながらにもっている深い知恵に到達できるという、人間の本性に対する信頼があります。
ただ、この手法の場合、誰もがすぐに劇的な効果を得られるというものではないようだし、コツをつかみ、ある程度習熟するまでには、それなりの忍耐が必要でしょう。
また、自分の意識的・無意識的な思考を「探求」するには、そうした思考に巻き込まれず、冷静に検討する力も必要になってくると思います。そのため、人によっては、ワークをする上で、誰かに協力してもらうことが必要かもしれません。
それにしても、現実と相反する「ストーリー」、つまりは妄想が苦しみの原因なのだとすれば、私のように妄想の多い人間こそ、まさにこうしたワークを身につけて、内面の掃除に専念する必要がありそうです……。
いま、心に苦しみを抱えている人だけでなく、ある程度余裕のある人でも、いざというときのために、また、よりシンプルに軽快に生きるために、あるいは、自らの内面をさらに「探求」していくための技術として、こうした手法を、ひと通り学んでおくのも悪くはないのではないかと思います。
本の評価基準
以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。
★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします
JUGEMテーマ:読書
一連の手順に従い、4つの質問を自分自身に投げかけることで、苦しみやストレスを生み出す思考に気づき、理解を深め、それによって、怒りや恐れ、悲しみなどの苦痛から解放されるというのです。
質問はとてもシンプルで、
1.それは本当でしょうか?
2.その考えが本当であると、絶対言い切れますか?
3.そう考えるとき、あなたはどのように反応しますか?
4.その考えがなければ、あなたはどうなりますか?
という4つだけです。また、ワークの進め方にも難しいところはなく、例えば、身近な人や世の中に対する怒りや不満などを、決められたやり方で書き込んだあと、4つの質問と、単純な語句の置き換えをしてみるだけです。
あまりにも簡単なので、人によっては、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。しかし、ケイティ氏によれば、この単純な問いかけの方法が、仕事や家族についての身近な悩みを解決するだけでなく、世界で起きているさまざまな問題がもたらす不安や、自分でも気がついていない無意識の思い込み(水面下のビリーフ)からくる心の痛み、さらには、依存症、死別の悲しみや死の恐怖といった、ひどい苦しみに対しても有効だというのです。
私自身は、まだ試しにやってみた程度なので、この手法がどれだけ効くのか、あまりはっきりしたことは言えないのですが、シンプルで覚えやすいところや、無料で公開されていること、いつでもどこでも、一人でも実践できること、また、特定の宗教とか世界観を押しつけない(むしろ逆に、そうしたものからより自由になれる)ところはとても気に入りました。
この本には、ワークの詳しい説明と多くの実例が収められているので、ひと通り読めば、ワークをどのように進めればいいのか、そのコツがつかめると思いますが、大まかな手順だけなら、以下のウェブサイトにも掲載されているので、まずはそちらを読んで、とりあえず試してみるのもいいかもしれません。
バイロン・ケイティ・ワーク 日本語ウェブサイト
ところで、このワークは、この世界の現実そのものがストレスの原因なのではなく、現実に対する私たちの考えや思い込みこそがストレスを生み出しているのだという、ケイティ氏自身の、シンプルで強力な気づきに基づいています。
現実にそぐわない考えに執着し、現実と闘い続けたとしても、私たちに勝ち目はなく、そのためにいつまでも苦しむことになるのですが、夢を見ている間はそれが夢だと気づかないように、自分がそうなっているとはなかなか気がつけないし、たとえ気がついても、思い込みを捨てるのは容易なことではありません。
ケイティ氏は、そうした思い込みを無理に手放す必要はなく、4つの質問と言葉の置き換えによって、そうした考えを一つひとつ「探求」し、思い込みがもたらしている結果を実感し、深く理解すれば、自分を苦しめている「ストーリー」から、自ずと解放されるのだと言います。
そして、そこには、適切な問いかけのプロセスを通して、私たちすべてが生まれながらにもっている深い知恵に到達できるという、人間の本性に対する信頼があります。
ただ、この手法の場合、誰もがすぐに劇的な効果を得られるというものではないようだし、コツをつかみ、ある程度習熟するまでには、それなりの忍耐が必要でしょう。
また、自分の意識的・無意識的な思考を「探求」するには、そうした思考に巻き込まれず、冷静に検討する力も必要になってくると思います。そのため、人によっては、ワークをする上で、誰かに協力してもらうことが必要かもしれません。
それにしても、現実と相反する「ストーリー」、つまりは妄想が苦しみの原因なのだとすれば、私のように妄想の多い人間こそ、まさにこうしたワークを身につけて、内面の掃除に専念する必要がありそうです……。
いま、心に苦しみを抱えている人だけでなく、ある程度余裕のある人でも、いざというときのために、また、よりシンプルに軽快に生きるために、あるいは、自らの内面をさらに「探求」していくための技術として、こうした手法を、ひと通り学んでおくのも悪くはないのではないかと思います。
本の評価基準
以下の基準を目安に、私の主観で判断しています。
★★★★★ 座右の書として、何度も読み返したい本です
★★★★☆ 一度は読んでおきたい、素晴らしい本です
★★★☆☆ 読むだけの価値はあります
★★☆☆☆ よかったら暇な時に読んでみてください
★☆☆☆☆ 人によっては得るところがあるかも?
☆☆☆☆☆ ここでは紹介しないことにします
JUGEMテーマ:読書
2012.04.12 Thursday
おかげさまで6周年
このブログを書き始めて、今日で6年になります。
最近は、更新が月に2回ほどのペースまで激減し、やっと続いている感じではありますが、それでも中断すれすれのところで、何とか持ちこたえています。
弱々しくはなっても、やる気はまだ消えていないというところでしょうか。
これまで、このブログの記事を読んでくださった皆様に、心からお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
ふだんは、過去の記事をまとめて読み返すことはないのですが、ふと思い立って、ブログを始めたころの記事をいくつか読んでみました。
こういう作業には、昔の日記を読むのと同じ気恥ずかしさがあります。長い時間が経ってから読み直すと、大小さまざまな欠点が次々に見えてきて、目を覆いたくなるのです。
しかし、記事はずっと前に公開し、今日までネット上に放置されてきたものです。過去に自分が書いたものを読むたびに手直ししたり、削除したりしていたら、ブログなど続けていられないわけで、一度始めてしまった以上は、そういう気恥ずかしさも受け入れるしかないのでしょう。
でもまあ、考えてみれば、私が中学生や高校生の頃にブログというものが存在していたら、きっと、もっと悲惨なことになっていたはずで、何はともあれ、この程度で済んでいる幸運に感謝するべきなのかもしれません……。
それにしても、最初の頃は、ずいぶんと記事が短かったんだなと思いました。これならたしかに、それなりの頻度で更新ができそうな気がします。
今、なかなか記事を書けないのは、マンネリ感のせいもあるでしょうが、一つのネタを頭の中でこねくりまわしすぎて、文章が長く、重く、込み入ってしまい、作業が面倒くさくなり、余計に書くことへの抵抗が増すという悪循環に陥っているのかもしれません。
これからは、少し意識的に、サラッと書くように心がけたいと思います。
今後も、やる気が続くかぎりは記事を書こうと思うので、このブログをどうぞよろしくお願いいたします。
JUGEMテーマ:日記・一般
最近は、更新が月に2回ほどのペースまで激減し、やっと続いている感じではありますが、それでも中断すれすれのところで、何とか持ちこたえています。
弱々しくはなっても、やる気はまだ消えていないというところでしょうか。
これまで、このブログの記事を読んでくださった皆様に、心からお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
ふだんは、過去の記事をまとめて読み返すことはないのですが、ふと思い立って、ブログを始めたころの記事をいくつか読んでみました。
こういう作業には、昔の日記を読むのと同じ気恥ずかしさがあります。長い時間が経ってから読み直すと、大小さまざまな欠点が次々に見えてきて、目を覆いたくなるのです。
しかし、記事はずっと前に公開し、今日までネット上に放置されてきたものです。過去に自分が書いたものを読むたびに手直ししたり、削除したりしていたら、ブログなど続けていられないわけで、一度始めてしまった以上は、そういう気恥ずかしさも受け入れるしかないのでしょう。
でもまあ、考えてみれば、私が中学生や高校生の頃にブログというものが存在していたら、きっと、もっと悲惨なことになっていたはずで、何はともあれ、この程度で済んでいる幸運に感謝するべきなのかもしれません……。
それにしても、最初の頃は、ずいぶんと記事が短かったんだなと思いました。これならたしかに、それなりの頻度で更新ができそうな気がします。
今、なかなか記事を書けないのは、マンネリ感のせいもあるでしょうが、一つのネタを頭の中でこねくりまわしすぎて、文章が長く、重く、込み入ってしまい、作業が面倒くさくなり、余計に書くことへの抵抗が増すという悪循環に陥っているのかもしれません。
これからは、少し意識的に、サラッと書くように心がけたいと思います。
今後も、やる気が続くかぎりは記事を書こうと思うので、このブログをどうぞよろしくお願いいたします。
JUGEMテーマ:日記・一般
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